モーニングページを書くと、気分はそれほど重要ではないことに気づくでしょう。自分がしていることがすべて無駄だと感じるとき、最も創造的な作品が生まれることもあります。（p49）

ジュリア・キャメロン作家の「アーティスト・ウェイ」を読んで、モーニングページを書き始めてN年。ミラクル・モーニングと並んで、ずっと続けています。最初は手書きでしたが、今はキーボードに移行しました。形式が少し変わっただけで、意識の流れを書き留めることは同じです。

「アーティスト・ウェイ」を読んで実践することで、さまざまな助けを得てきましたが、今日はその中でも「モーニングページ」についてお話したいと思います。

モーニングページとは、創造性を高めるための方法の一つで、毎朝、意識の流れを3ページほど書き留めることです。簡単に言えば、脳の排水路です。

「間違ったモーニングページはない。」（p45）

誰かに見せるための文章ではないので、モーニングページはただ書くことが重要です。

自分の願望や未来から、現在の不満、過去の傷跡まで、すべてが創作の題材になります。積もっていた感情を解き放ち、普段よりも大きな期待を持って、予想外の幸運を呼ぶこともあります。

かっこよく見せようとするのではなく、かっこいい人間になるための過程として文章を書くのです。

創造性の回復の糸口となるモーニングページ。ためしに1週間、1ヶ月書いてみると、書かない方が落ち着かない日があるでしょう。そして、ついに自分の生活が一つの芸術であると自然に考える日も来るでしょう。

「モーニングページは、私たちを絶望から解放し、思いもよらない解決策に導いてくれます。」（p53）

内なる創造者と出会うことができるモーニングページを書くことによって、創造者、芸術家へと成長した自分に出会うことになるでしょう。